男女の会話はジャズの即興演奏のように

よくお見合いで「初めてお合いするお相手にどのような会話をしたらいいですか?」との質問をされる方がいますが。その方には「ジャズの即興演奏のように会話する」をたとえ話としてするようにしました。

今までは「失礼な内容でなければ何でも遠慮せずに会話ください。」でした。

この内容ですとベースがないのでどう話したらいいかどうかがまだ理解できない回答でした。

今回のジャズの即興演奏のようにとはミハイ・チクセントミハイ教授がフローの精神状態に関する研究を行っていてその教授の定義が「自己のために、ある活動に関与している状態。エゴは消え去る。時間は飛ぶように過ぎる。あらゆる行動、動き、そして思考は、必然的に以前に続いて起きる。まるでジャズを演奏するように。自分のすべてを投じ、極限までスキルを生かしている状態」

男女の会話でこのようにフローな状態、他の言葉でいいますとゾーンに入っている状態、会話の中では話しがどんどん創造的な会話がすすんで仕方ない状態、こんな状態になると意気投合したとの実感がわくもののようです。

制限ある時間の中ではその意気投合がないとよかったとの実感がわきずらいものです。

いかに会話でゾーンに入っていくか?これはジャズの即興演奏のようにどこかの場面で創造的なセッションが必要になっていくものかと思います。

その中で重要な事は「オファーは全部受ける」だそうです。

お相手の会話の内容に対して決して否定せずに肯定しながら進化させていく。これが大事だそうです。相手の会話の肯定でいく、難しいことかもしれませんがそれを意識していけば会話スキルもあがりますし経験値も豊富で対応していけるかもしれません。

ましてやそういった会話の中で意気投合ペースで進めることができたらそれは恋愛に発展することと思います。

ジャズの演奏(私は演奏できませんが)のように定番のところと即興のところその比率とどの部分で即興にするのかはセンスが問われます。

会話も同じですね。

センスでその方の会話の旋律が奏でられるものですからお互いに心地よくまた熱い箇所もありトータルとして素敵な会話であるといいですね。